お墓っていつ建てるのが正解?生前墓・建て替え・タイミングの話|石のことなら 栗原石材本店|茨城・水戸市 お墓の専門店

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2025/04/05
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お墓っていつ建てるのが正解?生前墓・建て替え・タイミングの話

こんにちは。
茨城県水戸市 栗原石材本店店の4代目、栗原です。

さて今日は、「お墓を建てるタイミング」についてのお話です。

というのも、最近お客様からよくこんなご相談をいただきます。

「お墓って、いつ建てればいいんでしょうか?」
「生前に建てるって縁起が悪いですか?」
「納骨までに間に合いますか?」

実際、お墓を建てるタイミングって、人によってさまざま。
決まりがあるようでない、でも「早すぎても遅すぎても心配」という方が多いんです。

今日は、そんな“お墓のタイミング問題”について、私なりの経験も交えながらお話ししていきます。

■ 一番多いのは「四十九日」や「一周忌」の前後

まず、お墓を建てる時期として多いのが、
ご不幸があってから四十九日や一周忌までの間です。

納骨に合わせてお墓を完成させたい、というご希望が多く、
「四十九日に間に合わせたいんだけど…」とご相談いただくこともよくあります。

ただ実は、石の選定・彫刻・施工などを含めると、
最低でも1ヵ月半〜2ヶ月は見ておきたいのが現実です。

なので、もし「日程がもう決まっている」という方は、できるだけ早めに動き始めていただくのがおすすめです。

■ 「生前に建てるお墓」も、実は増えています

近年、増えているのが「生前墓(寿陵)」です。
生きているうちにお墓を建てておくことで、
ご家族に負担をかけない、安心して老後を迎えられる、というお声をよく聞きます。

中には、

「夫婦で元気なうちに準備しておきたい」
「今なら自分たちの希望が言えるし、デザインも自由にできるから」

という方もいらっしゃいます。

実は仏教的にも、寿陵は長寿・子孫繁栄につながる“縁起の良いこと”とされていて、
昔から偉人やお寺の住職さんが自分のお墓を先に建てていた例もあります。

■ 建て替えのタイミングは、「気になり始めたとき」がサインかも

もうひとつよくあるのが、お墓の建て替えやリフォームのタイミング

  • お墓が古くなって傾いている
  • 石にヒビが入っている
  • 彫刻が読みづらくなってきた
  • 墓誌に名前が入らなくなってきた

こうした理由で建て替えや修繕を考える方も多いです。

私がこれまで見てきた中でも、「家族みんなでお墓参りに行ったとき、ふと“直した方がいいかな”と思った」
というお声がとても多くて。

“なんとなく気になってきた”という気持ちが、実は大事なサインなのかもしれませんね。

■ 迷ったら、相談から始めても大丈夫です

「じゃあ、いつ建てればいいの?」と聞かれたら、
私はいつもこうお答えしています。

「心の整理がついて、“建てたい”と思ったときがそのタイミングですよ」

大切なのは、「建てること」そのものではなく、
“どう建てたいか” “どんな気持ちを込めたいか” だと、私は思っています。

焦らず、でも迷いすぎず、
一度ご家族と話してみると、自然と方向が見えてくることも多いです。

栗原石材店では、ご相談だけでも大歓迎です。
「まだ決めてないんだけど…」という段階からでも、ゆっくりお話を伺います。

■ まとめ

  • 四十九日や一周忌に合わせて建てるのが一般的
  • 生前墓(寿陵)は縁起が良く、自分らしいお墓が建てられる
  • 建て替えは気になり始めたときがベストタイミング
  • “いつ建てるか”より、“どう建てたいか”が大切

「お墓を建てる」というのは、人生の中でも特別な出来事です。
タイミングで迷ったら、ぜひお気軽にお声かけください。